【薬膳スープセット】材料紹介 牡蠣の殻

第3回は牡蠣の殻です。

牡蠣

牡蠣は身の栄養価が高いことは知られていますが、中医学的には殻にも多くの効能があると考えられています。

たとえば、腫瘍を軟らかく小さくする効能、精神を安定する効能、胃腸の虚弱を助ける効能などです。

お茶受けとして出される“塩豆”が白いのは実は牡蠣の殻を粉末にしたものなんでです。

表面の乾燥を保ちつつ、胃腸の調子を整えるという意図もあるようです。

薬膳百香では こうした多くの効能をもつ牡蠣の殻を三重県から仕入れています。牡蠣殻 - コピー

現代的な研究では殻の水溶性成分が多く認められており薬膳百香のスープのように殻ごと煮ても効能は期待できます。

殻を食べる際は欠片が口やのどを傷つけることがありますので、殻自体は食べずスープとしてエキスを取り入れることをお勧めします。

旬になるのは冬から初春とちょうどいまが旬の時期。

殻のまま手に入れた際は綺麗に洗い、お部屋のなかで1週間天日干せば簡単に出来上がるので是非試してみましょう。

 

※殻の主な成分はカルシウムです。結石がある飼い主様やペットが殻自体を食べ過ぎると結石が悪化する恐れがありますのでご注意ください。

※以上の効果などはあくまでも薬膳の考えに基づいたものであり、その効果を保証するものではありません。

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